顎関節症

顎関節症とは

口を開けた時に顎がカクカク音が出ることをクリックと言います。
現在ではクリックを認めてもスムーズに痛みなく口が開けば積極的に治療する必要はないと言われています。
しかし、正常な方にくらべて、クローズドロック(口が開かなくなる)やオープンロック(口が閉じれなくなる)、顎関節の痛みが生じる可能性が高い状態です。
なのでその予防をしておくに越したことはありません。
症状や原因によりその予防法は異なりますので、全顎的な診査が重要となります。
是非一度来院してみて下さい。
日本顎咬合学会の指導医および認定医が診察しております。
さらに、日本顎咬合学会の認定歯科衛生士認定歯科技工士も常駐しておりますので、咬合治療においてはより高度な、歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士によるチーム医療が可能です。

歯ぎしり(ブラキシズム)

歯ぎしり(ブラキシズム)
顎関節症の原因の一つに、歯ぎしり(ブラキシズム)が挙げられます。
ひと晩のブラキシズムの回数は90分(睡眠の1サイクル)ごとに5回、各8〜20秒と報告されています。
睡眠中は大脳皮質の活動が抑制されるために、筋の過緊張が起きます。すると、力のコントロールがされず、異常な咬合力が発揮されます。その大きさは74kg/cm2に達し、意識のある時は最大でも12kg/cm2ですので、6倍以上の力がかかることになります。
寝ている間に疲労が蓄積され顎関節症を引き起こします。
スプリント(マウスピース)を作ることで症状の軽減が見込まれます。

咬み合わせ

咬み合わせ
咬み合わせは人体に重要な役割を果たしています。咬み合わせの不調和により顎の周辺の筋肉に余分な力が加わるため、顎関節症の他に「肩こり」「首のコリ」「腕の痛み」「目のかすみ」などが顕われることがあります。咬み合わせの診査も含めて顎関節症の診断を行っておりますので、気になる症状のある方は一度ご相談下さい。