✠ プラークとは
プラークは実は食べかすではありません。例えるならばお風呂を流した後に残るぬめりと同じようなものと考えてください。このぬめりがプラーク(歯周病菌)です。
プラークは歯ぐきの際に多く、歯周病や虫歯の原因となりますので、歯ぐきの際を徹底して磨いてプラークを取り除きましょう。
✠ ながら磨きとは
洗面所で5分歯磨きをするのは辛いものです。また、歯磨き剤をつけて磨くとスッキリしてしまい実際には磨けていなくても十分な気になってしまいます。そこで、夕食後、就寝前に長い時間磨いていただくために上下顎15~20分、たとえばTVを見ながら、雑誌を読みながら、お風呂に入りながらの歯磨きをお薦めしております。
※すべての歯に対して歯と歯ぐきの間に歯ブラシの毛先が当たるように磨いてください。
✠ 歯磨き時の出血について
プラーク(歯垢)は細菌(歯周病菌)です。慢性的に沈着しているので歯ぐきに痛みはありませんが充血します。そこに歯ブラシが当たると充血したところから血が滲みます。この出血は傷によるものではありませんので、出血の多い部位はより丁寧に優しく磨いてください。痛くない場合は出血を恐れずに磨いてください。
プラークの量が減り炎症が消失すると2週間くらいで歯ぐきが引き締まり出血しなくなります。